日経255 一目均衡表

日経255の一目均衡表とは?

日経225の一目均衡表とは、時間的な概念に注目して作られたチャートの指標で、平均株価の均衡状態を一目で捉えることが出来るようになっています。日々のローソク足と、基準線、転換線、先行スパン1、先行スパン2、遅行スパンの計5種類の線で構成されており、このチャートによって均衡状態が変化する時期を推測し、将来の平均株価を予測しようというものです。一目均衡表の見方は、基準線よりも転換線の方が上にある場合には、相場が上昇トレンドにあると判断でき、中でも、基準線に対して転換線が下から上へ突き抜けた場合には、「ゴールデンクロス」と呼ばれていて、相場は買いと見ます。反対に、基準線よりも転換線の方が下にある場合には、相場は下降トレンドにあると判断できるのです。中でも、基準線に対して転換線が上から下へ突き抜けることを「デッドクロス」と呼んでいて、売りのサインだと判断します。また、先行スパン1と先行スパン2の間は「雲」と呼ばれていて、ここを支持帯、または、抵抗帯と見ることが出来ます。平均株価が雲を上に突き抜けた場合には、相場が好転したと判断する買いサイン、雲を下に突き抜けた場合には、相場が悪化したと判断する売りサインと見ます。さらに、平均株価が雲の下に位置している場合には、雲が上へ行く抵抗帯となり、雲の上に位置している場合には、雲を支持帯と見ることも出来るのです。この雲付近で平均株価が上昇していても跳ね返されたり、下降していても下げ止まったりする現象は、一目均衡表を見ていると多々見られるでしょう。


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